2010年4月21日水曜日

白熱電球

LED電球に取り替えたため、お役ごめんとなった白熱電球を眺めていて、その素材と構造が気になったので調べた。

東芝の白熱電球の生産中止のニュースもあった。近い将来見ることができなくなってしまうモノかもしれないと思うとついつい見入ってしまった。
    材質
  • ガラス球:軟質ソーダガラス
  • フィラメント:光る部分:素材はタングステン。二重螺旋構造。
  • フィラメント以外の導線:素材はニッケル
  • 口金につながる導線:ヒューズをかねる。素材はコンスタン。
  • アンカー:フィラメントを支える部分:素材はモリブデン
  • ガラス球内部の空間部分:真空or不活性ガス(アルゴンと窒素) フィラメントの燃焼を防ぐ。
その他特徴:
  • フィラメントは2000-3000度の温度となり光る。
  • 寿命は1000-2000時間。
  • 不活性ガスのかわりにクリプトンを用いたクリプトン球もある。熱を伝えにくく、寿命が長く、小型化が可能。

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